2012年05月10日

徳島問屋町の日曜市に学ぼう

ある方から、徳島市の繊維問屋団地で開かれている
日曜市を薦められました。

http://www.nichiyouichi.com/

ある有名な賑わい仕掛け人が、97年にオープンさせ、
今では、出展者300店、来場者2万人、
というのですから驚きです。

来月の6月10日には15周年記念の
イベントも開かれるそうで、見学に
行こうと計画しています。
仕掛け人の方にもお会いできる予定です。

いっしょに参加されたい方は、どうぞご連絡下さい。

仕掛け人の方は、丸亀の日曜市にも
力を貸してくれるそうです。
なんとか、伝統ある丸亀日曜市の復活と、
大飛躍を図りたいですね。
posted by kaji at 19:57| Comment(0) | 丸亀市

2012年04月11日

「競艇場をつぶす」というデマ

私が市長になったら、競艇場をつぶす、というデマを流している人がいるようです。
今日、讃岐広島に御大師まいりに出かける船の中で、質問されました。

そんなことはありません。

それに、そんなことを言ったこともありません。
競艇場のスタンド改修に100億円もかけるのは疑問だと思っていますが、競艇をやめるなんて考えていません。ギャンブル依存症にならないようするべきだと思いますが、競艇のおかげで丸亀市が豊かだった事も忘れていません。できあがったものをいかに有効に使うかを考えているのに、つぶすなんてもったいない。
そして従業員の雇用を守る責任が市長にはあります。


私が言ってないことを、言ったと言う。これはつまりデマです。

デマで政治が動くことほど恐ろしいことはありません。
かつて、ドイツの国会議事堂に「共産党が放火した」というデマを流し、ナチスが政権に就きました。
日中戦争は、中国側が発砲したというデマから始まりました。
原発事故で漏れた放射性物質が安全だと言うのも一種のデマです。
税と社会保障の一体改革で、消費税増税しか議論しないのもデマの一種です。

私は、政治において、デマは最も悪い罪悪だと思っています。
ですから、情報公開を大事にします。
市民が判断の前に、正しい情報を知ることが大事です。知る権利があります。
充分知った上での判断は、民主主義のルールに沿って、どういう結論であっても大事にすべきです。
でも、まちがった情報に基づいて判断した場合は悲劇です。
後で後悔するでしょうし、なにより、まちがった結論のために目標達成が遅れてしまうのです。
posted by kaji at 17:57| Comment(0) | 丸亀市

2012年03月29日

野球場問題を考える

市民の方から尋ねられました。
「梶さんが市長になったら、野球場は出来なくなると聞きましたが、本当ですか?」

子どもさんが野球をなさっているのでしょうか、市民球場が欲しいそうです。

まず第一に、野球場の建設工事はもう業者に発注されており、いまさら止めることは出来ません。

私が記者会見の中で申し上げたのは、今後は、そうした不要不急のハコ物は作らない、と言う意味での例として、野球場の例をあげたのです。
 夕張市が財政破綻した最大の原因は、テーマパークやスキー場開発などが赤字になったからです。
 香川県が建てた多くの健康生きがい施設も、市町の重荷になるばかりで、指定管理者すら応募がありません。今では新聞でも「ムダな箱物」とはっきり書いています。
(参考:県営スタジアムは維持費2億2千万円、収入は29百万)

 大型開発は多額の借金で始めるのは簡単ですが、収入が増えなければ破綻します。野球場建設も慎重に先の見通しを立てないと危険です。多額の(29億プラス維持更新費)税金を野球場に使えば、他を我慢しなければなりません。
 たとえば29億円で、駅前から商店街にかけての再開発を市役所がやって、若者の出店を無料にすればどうでしょう。将来にわたっての税収が増えるのはどちらか、あるいは将来の重荷にならないのはどちらでしょうか。どちらがより「夢のある」事業でしょうか。

 いずれにしても、あと1年以内には建設が終わりますので、いまさら中止はできません。出来たものをどれだけ有効に使うかを、市民の皆さんと考えましょう。

 野球場が出来る場所は、弥生時代の大規模な環濠集落の遺跡「中の池遺跡」の中心です。金倉町が神代の昔から住みやすい豊かな土地であったことを証明する遺跡です。この中の池遺跡を保存し、運動だけでなく歴史にも親しめる歴史運動公園として整備するのはどうでしょうか。
 同時に、1万人も収容の野球場が出来ても、その分だけ駐車場がなくなります。陸上競技場の駐車場も不足します。鉄道がないので、バスが大量に必要です。
 そうしたことも含めて、丸亀活性化に役立つ利用の方法や整備の進め方を、これからも考える必要がありそうです。
posted by kaji at 19:52| Comment(0) | 丸亀市

2011年12月20日

歴史に根ざした街づくりを

 「町おこし」とか「街づくり」という事が、地方自治の中で流行りのように言われています。政治経済の東京一極集中と、それに比べて過疎地域や地方都市の衰退があまりにも急激である日本の現状に対する危機感とも言えます。
 わが丸亀にあっても、商店街のシャッター通り化が一気に進んで、山北八幡の大祭も日数短縮するなど、確かに暗い面がたくさん目につきます。このままでは将来が暗いという雰囲気が漂っているようです。むろん丸亀だけでなく、というか丸亀よりもっと深刻に、限界集落や限界都市(もう村や町の機能が維持できない限界)といわれるような地域がいたるところにあって、どうすれば古里を守れるのか、真剣な研究が始まっている訳です。
 たくさんの成功した街づくりに共通しているヒントは何か。それは、どの町にも必ず町の持っている「お宝」が眠っており、そこにみんなの気持ちが集まり、誇りをもち、盛り上げていくことが、町の活性化につながっていくということです。人間と同じように、町にもDNA(遺伝子情報)があるわけです。一過性のイベントやとってつけたような箱物で終わってしまうのか、地域が活気づき、新しい商売や人の結びつきが始まるかどうかの分かれ道は、このDNAとの関連づけが鍵だといえます。町のDNAとは、すなわち歴史です。
 「景観」という言葉も最近学びました。いわゆるその町がもつ顔のことです。ただの町並みや風景とはちょっと違う「景観」というものには、住む人が背負っている歴史が反映されたものが含まれています。丸亀の景観は、丸亀城が形作っています。そして島々と港、寺社仏閣、軍隊、学校、商店街。古くは土器川の流れ、飯野山、古代中世の遺跡など。全国に似たところはたくさんあっても、同じところは絶対ありません。そして丸亀人は、この景観の中でもっとも安らぎを得るのです。
 もちろん私も含めて、丸亀の歴史をよく知っているわけではありません。ただ何となく、丸亀がいいなと思ってしまうのです。この「何となく」を意識して掘り起こし、広め、町の活性化の起爆剤として活用していくのが「街づくり」の大切なポイントではないでしょうか。あちこちの地方都市をミニ東京にしてしまい、どこに行っても同じ店が並んでいるような街づくりは、失敗しました。賑わいを取り戻せるのは、その町の歴史と雰囲気を大切にし、そこで生き続けられることを目標にした街づくりでしょう。丸亀のお宝を発見できるのは、流行に走る青年や、仕事に追われる壮年よりも、歴史と伝統を知る老年の皆さんかもしれません。
posted by kaji at 16:23| Comment(1) | 丸亀市