「町おこし」とか「街づくり」という事が、地方自治の中で流行りのように言われています。政治経済の東京一極集中と、それに比べて過疎地域や地方都市の衰退があまりにも急激である日本の現状に対する危機感とも言えます。
わが丸亀にあっても、商店街のシャッター通り化が一気に進んで、山北八幡の大祭も日数短縮するなど、確かに暗い面がたくさん目につきます。このままでは将来が暗いという雰囲気が漂っているようです。むろん丸亀だけでなく、というか丸亀よりもっと深刻に、限界集落や限界都市(もう村や町の機能が維持できない限界)といわれるような地域がいたるところにあって、どうすれば古里を守れるのか、真剣な研究が始まっている訳です。
たくさんの成功した街づくりに共通しているヒントは何か。それは、どの町にも必ず町の持っている「お宝」が眠っており、そこにみんなの気持ちが集まり、誇りをもち、盛り上げていくことが、町の活性化につながっていくということです。人間と同じように、町にもDNA(遺伝子情報)があるわけです。一過性のイベントやとってつけたような箱物で終わってしまうのか、地域が活気づき、新しい商売や人の結びつきが始まるかどうかの分かれ道は、このDNAとの関連づけが鍵だといえます。町のDNAとは、すなわち歴史です。
「景観」という言葉も最近学びました。いわゆるその町がもつ顔のことです。ただの町並みや風景とはちょっと違う「景観」というものには、住む人が背負っている歴史が反映されたものが含まれています。丸亀の景観は、丸亀城が形作っています。そして島々と港、寺社仏閣、軍隊、学校、商店街。古くは土器川の流れ、飯野山、古代中世の遺跡など。全国に似たところはたくさんあっても、同じところは絶対ありません。そして丸亀人は、この景観の中でもっとも安らぎを得るのです。
もちろん私も含めて、丸亀の歴史をよく知っているわけではありません。ただ何となく、丸亀がいいなと思ってしまうのです。この「何となく」を意識して掘り起こし、広め、町の活性化の起爆剤として活用していくのが「街づくり」の大切なポイントではないでしょうか。あちこちの地方都市をミニ東京にしてしまい、どこに行っても同じ店が並んでいるような街づくりは、失敗しました。賑わいを取り戻せるのは、その町の歴史と雰囲気を大切にし、そこで生き続けられることを目標にした街づくりでしょう。丸亀のお宝を発見できるのは、流行に走る青年や、仕事に追われる壮年よりも、歴史と伝統を知る老年の皆さんかもしれません。
2011年12月20日
歴史に根ざした街づくりを
posted by kaji at 16:23| Comment(1)
| 丸亀市
新聞頒布地域に開講案内を配布し参加された方は家族で来れる方が多く3氏による
基調講座と企画委員会事務局長の特別講座は、不正競争防止や連鎖倒産防止に及び、
下請の営業として工事現場で取組、注文書のよる出来高査定出面払と
待機電力や産廃の削減の事と手形払の事が再確認されました。