JRに長時間乗る時は、まとまった本を読むのが楽しみです。
今回「昭和史」を読み返しました。
半藤一利さんという人が書きました。
「ノモンハンの夏」というのを読んだ事がありますが、同じ人でした。
昭和史といっても、日中戦争から太平洋戦争終戦までの、当時の国民が知らなかった戦争の歴史です。
いかにしてあのバカバカしい戦争が始まり、なぜ国民は熱狂し、そして敗れるべくして敗れたか、丁寧にわかりやすく書いてくれています。
戦争の歴史を学ぼうとするなら、絶対読むべきです。
欲をいえば、儲けのために戦争をあおった人たちのことも書いてほしいのですが、1人になんでも求めるのは無理ですね。
ともあれ、憲法第9条の値打ちを理解しようとおもえば、あの戦争の実相を知ることが絶対条件です。
子どもたちにも正しい歴史を教えるというなら、満州国や真珠湾攻撃やインパール作戦や日独伊三国同盟を教えるべきです。
硫黄島や戦艦大和や神風特攻を映画だけで正しく理解できるのか心配で怖い。
少し時間が残ったので白州次郎さんのエッセイ集「プリンシプルのない日本」を読みました。名門の出身で戦前に英国留学し、終戦の時にはGHQとのやりとりに吉田茂とともに活躍した人です。本当の経済人であり、敗戦を予想して田舎に家を建て農業をしていたそうです。戦後、東北電力の社長なども勤めています。教養ある人というのは白州さんのような人のことなのでしょう。
2007年05月07日
「昭和史」半藤一利著を読む
posted by kaji at 20:33| Comment(0)
| 日記
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